
biotop
collage art based on the color of the photograph
paper size 210mm x 297mm
vent nouveau v white
5 sheets enclosed
published 2022
biotop について
1枚の写真の中に数多く存在する色、それらが複雑に混ざり合いひとつの物質を構成している。
今回の作品は1枚の写真の中にある被写体の色に焦点をあて色そのものが持つ力のようなものを引き出すために様々な媒体を用いた独自の手法で組み上げたコラージュによる抽象作品である。
1つの色ともう1つの色、同系色でもそうでなくても隣り合い繋がるという有機的連鎖によって生まれる色世界。自然界においても様々なものが複雑に絡み合い1つの安定した環境を生んでいる。
もちろんこれは人工物においても一緒でやはりそこには単一で成り立っているものはない。
人間社会においてもそうだろう。様々な人種や価値観などがここでもやはり複雑に絡み合い世界を構築している。
そして目に見える形というのはその本質的な部分が見えない時があり、形を崩し抽象化してはじめて見えてくるものもある。
僕はそこに純粋さを感じその純粋さを色で表現しようとする試みがまさにこのシリーズ「biotop」です。
composition for old recollections
mix media on canvas
410mm x 318mm
2022

"Bentenyu" Kichijyoji Tokyo Japan 2022


photo exhibition「fractal / object」
2017/11/16 thu. ~ 11/29 wed
12:00-20:30
closed on tuesday
この度4冊目の写真集の出版を記念して吉祥寺に今年8月にオープンしたよりローカルな、より自由な、OLD / NEWな本屋「一日」の店内にあるギャラリーにて写真展「fractal/object」を開催いたします。
fractal (フラクタル)- 物質や物体、地形のどの部分をとってももとの物質、物体と似た部分、形から成り立っているという自己相似性をもった原理。
今作はフラクタルという言葉の意味するところの自己相似性を写真の一枚一枚を通して僕自身の中に求め僕というもののイメージが写真の一枚からまたは全体から滲み上がることができないかと考え制作した2部構成のシリーズの第2部です。
撮影にあたり前作ではあくまで日常の偶然性の中から無意識に選び取ったランドスケープとアーキテクトをメインに撮影しましたが、今作においては僕自身がコレクターとして蒐集したアンティークやビンテージのグラスボトルと水晶の原石の数々を撮影、僕が興味を惹かれ美しいと感じたものの中にフラクタルなポイントを見つけようという試みである。
今回の被写体を大まかに分けるとアンティークのグラスボトルのようなアーティフィシャルなオブジェクトと水晶のようなナチュナルなオブジェクトの二つに別れる。
アーティフィシャルなオブジェクトとナチュラルなオブジェクトを合わせたのは人工物も結局人間という自然界の生物が生み出したオブジェクトでありさらにガラスと水晶は元をたどるとケイ素という同じ物質から成り立ちそれらは僕にとっては同位でありその中にある人工造形と自然造形の対比も表現しようという考えからだ。
さらに数十年から数百年という時間を経たグラスボトルとそれより遥かに長い時間をかけて生成された水晶を同じプロセスで現出させることにより時間の対比も表現しようと試みている。
最後に感じたのは、水晶もガラスもおそらく僕自身が小さな光の破片、日常生活の中の灯のようなものを知らず知らずに求めているということの表れかもしれないということ。そして太古の人々がローマングラスや装飾品としてそれらを求めていたのは根源的にはもしかしたら同じ理由があるのかもしれない。そう考えると時代とともに世界は変わっていっても根底に流れるある部分というのは今も昔もこれからも残っていくものなのではないかと感じた。



photo exhibition「fractal」
- about an architecture & particle of light.
Yukihiromatsuoka
2017/03/03 fri. ‒ 03/20 mon. 11:00-20:00
closed on mon.
last day -18:00
opening reception 3/3 fri. 18:00 ‒ 20:00


この度、tokyoarts galleryにて松岡幸宏写真展「fractal –About on architecture & perticle of light.」を開催いたします。
松岡がファインダーから覗く世界は、彼の懐古の世界である。それは彼の青春時代の記憶か、それとも幼年期の記憶なのであろうか。曖昧に移ろいでいく無機質な建造物の像たちは紙に滲むように焼きつき、作家自身の原風景を思い起こしたような世界となって表れている。
ジュエリーデザイナーでもある彼の作品は、長く使い込まれた銀のアクセサリーが、持ち主の手を離れ、鈍く光りながら佇んでいるような印象を受けた。彼にとって写真を撮るということは、長年身につけてきた思い出たちを一つ一つ取り外していく作業なのかもしれない。
DM design & text / tokyoarts gallery - satomi yunokawa
third photograph collection "fractal" 100page-101/photographs published nov 2016

third photograph collection "fractal"
100page-101/photographs
210mm×294mm
500 limited press
price 1,800 plus tax
今回の写真集は被写体を絞り込まずに僕の気になったものだけを撮影し自分の輪郭を一枚一枚の写真から、または写真全体から浮かび上がらせるということをテーマに
2年に渡って撮影し蒐集した風景標本です。
モノやメディアが溢れその洪水の中に暮らしていると自分の本来の姿がどんどん薄れていくような気分が続きその洪水の中で僕自身が自然と求めるもの、
ふと足を止めて眺めてしまうものは何なのだろう?ということがシンプルに知りたくなり今回のシリーズ発端となりました。
撮影にあたり浮かんできたイメージの断片~
シャッターを切るときのゆいいついろいろなことが忘れられる数分間で描き出す世界。
自然のカタチ、意図のないフォルム、時間が作るもの。
なにか大きなひとつのフォームに集約してゆくかのようなそれぞれの破片。
子供の頃に大切に集めていたのにおとなになりバラバラになってしまった大切ななにかのカケラを拾い集める作業。
写らないもの、こと。偶然と時間が織りなす景色。
そのなかから感じること。そうであるからこそ感じることができるもの。ゆまれてくる想像力
光と建築という2つの要素が混ざり合った時にうまれる世界を自身がコレクションしている時間が作り上げたテクスチャーをもったアンティークペーパーとコラージュすることにより時間軸と空間軸を歪めた異世界でありながらもどこか懐かしさやほんのりとしたあたたかさを含んだ世界を表現しています。
本作は二部構成を予定しており2017年に第二部を発行予定です。
Stockist
180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-2-10 村田ビル2F
150-0033 渋谷区猿楽町17-5
155-0031 東京都世田谷区北沢2-12-4第2マツヤビル2F

「aether / estrangement」 - yukihiromatsuoka photo exhibition

2016/07/01〜07/18
11:00〜20:00
opening reception 07/01 18:00〜20:00
close 07/04, 07/11
exhibition location / tokyoarts gallery
この度、tokyoarts galleryでは、松岡幸宏写真展 「aether / estrangemet」を開催致します。
写真家でもあり、ジュエリーデザイナーでもある作家松岡は、大きな被写体に対しても、まるで小さく繊細な
ものを扱うように向き合う。 「aether」 の観覧車や煙突たちは、電車の車窓から捉えられている。アンティーク
ペーパーのテクスチャーと共にプリントされたそれらは、どこか懐かしく、走馬灯のように駆け巡る。
「estrangemet」 には日本の給水塔が蒐集されている。タイポロジーの代名詞でもある給水塔を、赤外線、
そして長時間露光という手法を選択することで、それらを取り巻く環境へもアプローチしている。揺れる木々は
立ち上がる霧のように、流れる雲は怪しく押し寄せる暗雲のように見える。そこには決して肉眼では見えない、
けれども確かに存在する風景が、レンズを通して写し出されている。
DM design & text / tokyoarts gallery - satomi yunokawa
sponsorship / ミカ製版株式会社
special thanks / tokyoarts gallery - kenichi komura
/ moderno ltd. - renya tanaka



-aether (ether)-









